こんにちは、建築学科に通うSKです.
今回は、建築という分野で具体的に何を学ぶかについて解説していきたいと思います.
『建築といわれてもどんなことをするの?』
と思ったことはありませんか?
この記事を読むと、建築の分野をさらに細かく分けるとどのような分野があり、どのようなことを学ぶことができるのかを大まかに知ることができます.
また、実際の大学の建築学科がどんな感じなのかも知ることができます.
それぞれの細かい内容に関しては、随時、別の記事を書こうと考えているので、よろしくお願いします!
そもそも建築とは?
建築とは、人間が活動する空間である建築物をつくりだす過程全体、またはその一部をいいます.
つまり、建築物を作る行為をいいます.
建築の仕事では、建築物の設計などを行います.
『建物のデザインをどのようなものにするか』『構造はどのようにするか』『材料は何を使用するか』など、お客様の声や地域性など様々な情報を考慮しながら、できるだけ思い描くイメージに近いような建築物を設計するのが、建築の仕事です.
建築って具体的に何を学ぶのか?
建築学科では、建築のことについて様々なことを学びます.
建築の歴史について学ぶ建築史や建築の法律について学ぶ建築法規など、建築学科では、建築について様々なことを学ぶことができます.
今回は、その中でも重要視される建築の分野の紹介をしていきたいと思います.
建築設計製図
建築設計製図では、主に建物を自分で設計し、設計したものを図面に書きこみ、最後にプレゼンをするのが、大まかな流れです.
建築学科と言ったらこのイメージをもつ方が多いと思います.
大学の建築設計製図の授業では、特に建築物を企画・提案する能力が重要視され、今の社会にはないような新しい発想が求められます.
構造
建築構造では、建築の構造について学びます.
建物が倒壊しないようにするためにも、構造は非常に大切です.
特に日本は、地震大国なので、耐震設計も重要なポイントの一つになってきます.
建物の安全を確保するために建築の構造について学びます.
計算量が多くて、慣れるまでに時間がかかります.(個人的には入学して最初につまづいたのは、この分野でした!)
環境
建築物における環境や衛生を対象とする学問です.
熱環境であったり、空気や音、光、衛生、省エネルギーなど建物を取り巻く環境について学びます.
材料
建築材料では、建築物を建てるうえで必要な材料について学ぶ分野です.
機能や耐震性、腐りやすさなどを考慮するには、どのような材料を使うべきなのかを学ぶことができます.
都市計画
都市計画では、地区を一つの単位として、都市のあり方や街づくりについて学ぶ分野です.
住みやすい街づくりを実現するために、インフラや都市景観の改善であったり、商業施設や病院、学校の配置をどのようにするべきかを議論したりします.
【実際の実態!】大学の建築学科はどんな感じなの?
建築学科といえば、やっぱり設計製図の授業です!
自分でアイディアを出して、企画・提案し、それを図面や模型に起こすのですが、それが一番大変です!
課題の提出締め切りに追われながら、徹夜で作品を仕上げることも多々あります.
そのため、バイトやサークルとの両立が難しいのが正直な感想です.
ですが、自分で企画や提案を行い、図面や模型を完成させるのはとても楽しく、課題発表の場では、いろんな人のアイディアや考え方を知ることができ、そこが建築学科の良さでもあると思います.
同じ課題のはずなのに、人によってデザインは様々で個性があり、いろんな人の作品を見ることができるのは、とても勉強になります.
大変な部分もありますが、自分のアイディアが形になるのはとても楽しいのです!
この他にも大学の講義では、建築について様々なことを教えてくれます!
『建築について全くわからないけど大丈夫なの?』
そう思っている人でも、大学の4~6年間で建築について詳しく学ぶことができるので、安心してください.
大学では、専門的なことを学ぶ環境が整っているので、興味のある方は、ぜひ建築学科を考えてみてください!!
まとめ
今回は、『建築が具体的にどのようなことをするのか』について紹介しました.
建築学科では、建築のことについて様々な講義を受けることができます.
建築に興味があるという方は、ぜひ建築学科を考えてみてください.
今回はここまで!
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